まるで火の玉!? 伸びのあるストレートの秘密
ストレートだけで
三振を取りたい!
ピッチャー経験がある人であれば
誰しも思った事が
あると思います。
そこで今回は
伸びのあるストレートについて
触れていきたいと思います。
プロ野球界で
火の玉ストレートをもつ選手といえば
藤川球児投手を
思い浮かべる人が
多いと思います。
そんな藤川球児投手は
まさかの予告ストレート
そしてなんと
ストレートのみで
名のある強打者から
空振り三振を奪ってしまうのです!
なぜストレートで
空振りがとれるのか?
それは
伸びがある=バッターの想像より
ボールが沈まない事
だからです。
大前提として
ピッチャーが放ったボールは
キャッチャーが捕球するまでに
重力の影響を受けて
必ず沈んでいきます。
しかし伸びのあるストレートは
打者の想像を
上回る軌道を描いて
キャッチャーミットに収まります。
それは何故なのか?
秘密は
回転数と
回転軸にあります。
プロ野球選手15人の
ストレートの回転数の
平均値が
1秒間に37回転(2220rpm)
であるのに対して
藤川球児さんの
ストレートは
1秒間に45回転(2700rpm)
していることが判明しました。
また、投手が投げる
ボールの回転軸の傾きは
水平軸に対して
約30度というのが
一般的ですが
藤川球児さんは
傾きが約5度と
少ないので
より効率的に
ボールに揚力が発生しているそうです。
皆さんも
伸びのある
ストレートが投げたい!
と思うのであれば
回転数や
回転軸について
考えてみるのも
いいかもしれませんね!